紳竜の研究を見ました。

おはようございます。
店長の次郎です。

株式市場が、少し持ち直してきました。
習近平さんのコメントが、予想より一段高いレベルの発言だった(トランプさんは評価を下げたことに)とのこと。
アメリカに対抗して関税をかけるのではなく、門戸を開放するという姿勢に、世界のリーダー交代か!という意見もあり、政治音痴の私からすると驚くばかり。
21世紀はアジアの時代であることに異論はありませんが、どうなることでしょう。
楽しみです。

紳竜の研究
島田紳助さんが、吉本の養成所で話をした自己プロデュース法。
昔、DVDを見て、衝撃を受けました。
今はYouTubeで見られるようになりました。
素晴らしい時代です。

才能を0~5の6段階。努力も0~5の6段階。
それが掛け算となって、成績が決まる。
残念だけど、才能が大きい。
オチを言ったときに、ピタッとはまる人がいて、それはもう才能。
歌も音痴・音感がよい人があるように、お笑いにもある。

昔、君らの一期生、ネタを見た。後日、さんまと巨人も見に行った。
3人で会ったとき、全員「1組だけ、いたな」と。
それが、誰とは言わない。でも3人とも「ダウンタウン」のことを言っていたのは間違いない。

みんな、努力したら面白くなる、売れると思っているかもしれない。
違う。残念だけど才能が大きい。
オール阪神・巨人も、最初っから面白かったよ。
5の努力ができる人は、この分野では無理かもしれないけど、違う分野で、また5の努力をすればいい。
だから、今は、これ(お笑いの世界)でやってみよう。

コンビはリズム。
4ビートなのか、8ビートなのか。二人で決めないといけない。
リズムは歩きながら、ネタ合わせをする。
楽屋とか舞台脇で、ネタの練習している奴いるけど、やりすぎてはダメ。ネタに慣れるだけ。

同じ年代を笑わせないといけない。紳竜は、20歳から35歳の男性をターゲットと決めた。
舞台にくる若い女性を笑わせて喜ぶようになったら、おしまい。
あいつらが、自分たちをダメにする。

うけている漫才師、流行っている漫才師を録音して、ネタを全部、紙に書く。
1分で、どれだけ間(ま)をもっているのか?
B&B、ネタのパターン、8割一緒。その8割のフォークを素晴らしいものに見せるために2割真っ直ぐを投げている。
この世界に入ったのは、島田洋七さんにあこがれて。
本当に面白いと思った。
ある日、洋七さんに「パクるな!」と怒られた。「ネタはパクってませんもん」と返事した。
システムをパクったんです。
洋七さん以外、誰にも言われなかった。

自分の能力をX、時代の流れをY。
このXとYを研究して、自分をプロデュースしないといけない。
あらゆる年代で売れている人のお笑いを研究する。
今、売れている人を研究する。
そうすると流れがわかる。
一発屋って、こういうことをしていない人が、たまたま当たるんだよ。交通事故みないでインパクトあるから売れる。
でも、それでおしまい。
ずっと売れている人は、ちょっとずつ変えている。
これがY。
自分が面白いと思う人を研究する。自分が面白いと思う人が、自分と同じお笑いのパターンの可能性が高い。
それを見つけることがX。
このXとYを見つけて、勝負すること。

2時間弱の講演なので、書いたらキリがないのですが、本当に衝撃。
成功者は偶然に成功するんじゃない。
成功するべくして成功する。
芸能界に戻ってきてとはいいませんが、いつか会ってお話してみたい方です。

今日は、午後から異業種交流会です。
ボーリング大会らしく、下手な僕はやや憂鬱です。
ありがとうございます。

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