大塚家具 全売却することにします。

おはようございます。
店長の次郎です。
今日は、友人達とお花見を兼ねた食事会。
楽しんできます。

昨日行った大塚家具の株主総会。
家具は、婚礼家具に代表されるよう、一生モノとして購入されるものでした。
住まいの大きさ、作り付け家具の標準化、インテリアの洗練化。
そしてインターネットの出現で、消費者の嗜好が大きく変わりました。

家具は一生モノ。良いものを実物を見て買いたい。
から
引越しをするたびに、インテリアに合わせて買い替えたい。
に変化。
新築ですべてを購入するという大口顧客は減少しました。
インターネットの出現で、地方の小さな企業でも、消費者とダイレクトに結びつくことができる。
海外の一流メーカーのものでも、個人で手に入れることができる時代へ変化。
お値段以上のN社、北欧の雄I社などの影響もあるのでしょう。
500億円以上あった売上も400億円に。
損益分岐点を大幅に下回る結果になりました。

あらゆる企業がそうですが、大塚家具も大きく業態転換を迫られています。
大型店から小型店へ。
説明が必要という家具の特性を逆手にとって、女性が最前線に立つショールームへ。(そのコーディネーターが販売もする)
ネットショッピングにも対応。
大口が欲しいから法人との取引を強化。

いくつかの施策は、効果が生まれているものの、どうにも足元の数字は、よくなる気配がありません。
そして、一番気になったのは、久美子社長のお話と雰囲気。
頭が良い方だと思います。
しかしながら、言葉に熱がないというか、絶対にやりきるという情熱(隠そうとしても溢れてくるようなもの)を感じることができませんでした。
(この数字の株主総会で元気なら、それも問題ですが)

結論としては、数年で回復する可能性は感じるものの、このまま尻つぼみの可能性も高く、不安は拭えず。
ここは、一度すべて手放して、ストレスを解消しようと判断します。
昨日の株主総会で、久美子社長って魅力的な人だな。と感じる点があれば、継続投資でしたが、残念ながらそれを感じることができませんでした。

大きく損切りすることになりますが、これもよい勉強料と捉え、新しいポートフォリオを構築します。
ありがとうございます。

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