資生堂 魚谷社長のお話

おはようございます。
店長の次郎です。
昨日は、コモンズ投信の9周年イベントに参加してきました。
資生堂、三菱商事、コマツ、マネーフォワードさんのお話を聞いてきました!
個人投資家が企業のトップのお話を直接聞く機会はほぼありません。
嬉しい機会です。
ありがとうございます。

資生堂 魚谷社長のお話

2014年から資生堂の社長に。
6年で売上1兆円の中期経営計画を3年で達成!
2018/3/5には、新しい中期経営計画を発表し、さらに高い目標を掲げて、挑戦しています。
もともと、コカ・コーラでマーケティングを担当してきた魚谷社長。
資生堂をどれだけグローバル企業にできるか?
140年の歴史の重みを感じつつも、更なる高みを目指すことが、ご自身に課せられた課題だと覚悟をもって社長を引き受けました。
最初の100日は、課題を発見したいと現場の声を聴くことに専念。
国内10,000人のビューティーコンサルタントの生の声を聴きました。
幹部と現場の温度差を感じることも多かったようです。
中国に行ったときなど、幹部からは成長性など良いお話ばかり報告が上がってきましたが、現場にいくと実は、月末、年度末の押し込み営業をして無理に数字をつくっているという実態を聞き、また膨大な流通在庫が残っていることもわかりました。
現実直視主義。
負の遺産を整理。(流通在庫など)
社長が動くと大名行列のように多くの人がついてくる。社長のスピーチ案が届く。役員のプレゼンを部下が作っている。
全部やめてもらって、部下の皆には、少しでもお客様を向いたお仕事をしてもらう。
社員の心の縛りを解放し、心に火をつける。
動け資生堂!
TT(トライ&エラー&トライ)
組織風土、企業文化を変化させていきました。
元々、底力はある企業。
技術・商品・品質は一流。
ただし、技術のある会社の落とし穴で、良いものを作れば、お客様は喜んでくれるはず。
社員に君は何を担当している?と質問すると商品開発です。という人材ばかり。
最終的にお客様が望む目的は何か?という視点が欠けているように感じられました。
やはり、一気通貫のブランドを再構築しないといけない。
ブランド価値は、まず一番最初に思いつく。次に買うときも、やっぱりこれだ!となること。
世界一、信頼される美の会社。
一瞬も一生も美しく。
ビューティーイノベーション。
世界のブランドに勝負を挑んでいます。

現在は、国内に2工場を新設。(made in Japanがやっぱり大事)
工場の社員を契約社員から正社員へ。
グローバル企業になるために、英語公用化への動きも始まりました。

社長就任してから株価も4倍くらいになっていませんか!!!
強いリーダーに率いられて、超優良企業となりました。
本当に素晴らしいです。
ありがとうございます。

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