読書・・・無料エンターテインメントです。

おはようございます。
店長の次郎です。

今日は、エアコンクリーニングです。
楽しみながら、洗浄してきます。

昨日の読書
2年で会社を変えられますか V字回復の経営 実話をもとにした企業変革ドラマ 三枝 匡

起業戦略の最大の敵は、組織内部の政治性である。→危機感の欠如と変化への恐れから、新しい変革に背を向け、身の安全を図る。

著者のコンサルタントとしての経験から、過去に担当した企業共通の問題点、課題克服のプロセスを描いた物語です。
若干、我田引水の感は否めませんが、リアルな臨場感がありました。

私事ですが、過去のサラリーマン時代、ある木材と内装材のメーカーが、途中の商流をすべて排除して工務店・大工さんに直接販売をする倉庫型店舗を新設する。
その新規事業に人材を募集しているというお話を聴き、共感。
転職して、現場スタッフとして、その新規事業に携わったことがあります。

社外のコンサルタント先生が主役となり、ビジネスモデルを構築し、人材を集め、新規事業を発足。
そのビジョンに共感し、将来の夢を描いて、無我夢中で働いたものの、取引先が倒産。
不良債権化し、その新規事業を閉鎖。退社した経験があります。

コンサルタントと聞くと、今でも背中がザワッとします。

この小説では、主役は社員(社内リーダー)。
そのサポートリーダーとしてコンサルタントがついているという設定で、僕としては安心して、読書できました(笑)。
赤字部門が顕在化し、その事業部の改革をしないと本体までおかしくなってしまう。
企業トップの危機感からスタートし、子会社の立て直しに成功したリーダーとそのサポートをしたコンサルタントが、この事業のトップとして大抜擢。
改革をしながら、V字回復をしていくというストーリーです。

起業競争力の基本構図は、創って、作って、売る。
人、金、モノ、情報、時間。
一気通貫組織、顧客を近くに感じる、スモールイズビューティフル・・・など、キーワードをもとに戦略づくりをしていきます。

商売をしていれば、たくさんの現象がおきますが・・・
誰に何を届けるのか?
自社の強み、成長産業はどこか?などマトリックスにまとめ、選択と集中をする作業が必要なのは、僕のような個人商店でも同じ。
そうそう。と大きく相槌を打ちながら、読書しました。
本気のなった人は、すごい!その集団となった組織は、強い!

読書・・・図書館ユーザーですので、無料エンターテインメントです。
ありがとうございます。

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